前橋市議会 1998-03-03
平成10年第1回定例会(第1日目) 本文 開催日: 1998-03-03
5 ◎ 日 程 報 告
【議長(羽鳥克平議員)】 本日の議事は、
議事日程第1号をもって進めます。
6 ◎ 会 期 の 決 定
【議長(羽鳥克平議員)】 日程第1、会期の決定についてを議題といたします。
おはかりいたします。
今期定例会の会期は本日から25日までの23日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
7 【議長(羽鳥克平議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日から25日までの23日間と決定いたしました。
8 ◎
会議録署名議員の指名
【議長(羽鳥克平議員)】 日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則の規定により、議長において13番
横山勝彦議員、14番
関谷俊雄議員、15番
新井勝巳議員、以上3名を指名いたします。
9 ◎ 議 長 交 代
【議長(羽鳥克平議員)】 議長を交代いたします。
(議長、議長席を退席、副議長、議長席に着席)
10 【副議長(
鈴木勝次議員)】 議長を交代いたしました。
11 ◎ 日 程 追 加
【副議長(
鈴木勝次議員)】 ただいま
議長羽鳥克平議員から議長の辞職願が提出されました。
おはかりいたします。
この際、
議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
12 【副議長(
鈴木勝次議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、
議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
13 ◎
議長辞職の件
【副議長(
鈴木勝次議員)】
議長辞職の件を議題といたします。
羽鳥議員、除斥願います。
(羽鳥克平議員 退席)
14 【副議長(
鈴木勝次議員)】 辞職願を
事務局長から朗読いたします。
15 【
事務局長(都木一年)】
平成10年3月3日
前橋市議会副議長 様
前橋市議会議長 羽 鳥 克 平
辞職願
私は、このたび一身上の都合により議長を辞職いたしたいので、
地方自治法第108条及び
会議規則第
138条第1項の規定により許可くださるようお願いします。
16 【副議長(
鈴木勝次議員)】 おはかりいたします。
羽鳥克平議員の
議長辞職を許可することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
17 【副議長(
鈴木勝次議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、羽鳥克平議員の
議長辞職を許可することに決しました。
(羽鳥克平議員 出席)
18 ◎ 日 程 追 加
【副議長(
鈴木勝次議員)】 おはかりいたします。
この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
19 【副議長(
鈴木勝次議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。
20 ◎ 議 長 選 挙
【副議長(
鈴木勝次議員)】 これより議長の選挙を行います。
議場を閉鎖いたします。
(
議場閉鎖)
21 【副議長(
鈴木勝次議員)】 ただいまの
出席議員数は39人であります。
投票用紙を配付いたします。
(
投票用紙配付)
22 【副議長(
鈴木勝次議員)】
投票用紙の
配付漏れはございませんか。
(「なし」の声あり)
23 【副議長(
鈴木勝次議員)】
配付漏れはなしと認めます。
投票箱を改めます。
(
投票箱点検)
24 【副議長(
鈴木勝次議員)】 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。
投票は、
単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じ順次投票願います。
事務局長から点呼いたします。
25 【
事務局長(都木一年)】
(点呼) 長谷川 薫 議員 中 川 一 男 議員
小岩井 宏 議員 狩 野 浩 志 議員
町 田 徳之助 議員 立 見 賢 三 議員
岡 田 行 喜 議員 梅 山 栄五郎 議員
笠 原 寅 一 議員 中 道 浪 子 議員
細 野 勝 昭 議員 宮 内 禎 一 議員
横 山 勝 彦 議員 関 谷 俊 雄 議員
新 井 勝 巳 議員 青 木 登美夫 議員
永 井 栄五郎 議員 富 山 弘 毅 議員
茂 木 勝 彦 議員 浦 野 紘 一 議員
小 島 桂 吾 議員 斎 藤 佐太夫 議員
堤 孝 之 議員 岡 田 光 一 議員
土 屋 富喜子 議員 宮 田 和 夫 議員
窪 田 治 好 議員 関 根 映 一 議員
大 武 仁 作 議員 岡 田 修 一 議員
桑 原 功 議員 坂 本 棟 男 議員
鈴 木 康 之 議員 宮 川 健 夫 議員
高 橋 一 郎 議員 羽 鳥 克 平 議員
布施川 富 雄 議員 岡 田 義 一 議員
鈴 木 勝 次 議員
26 【副議長(
鈴木勝次議員)】
投票漏れはございませんか。
(「なし」の声あり)
27 【副議長(
鈴木勝次議員)】
投票漏れはなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(
議場開鎖)
28 【副議長(
鈴木勝次議員)】 開票を行います。
会議規則の規定により、立会人に
新井勝巳議員、
長谷川薫議員、
土屋富喜子議員、
浦野紘一議員、以上4名を指名いたします。
立ち会い願います。
(開 票)
29 【副議長(
鈴木勝次議員)】 開票の結果を報告します。
投票総数39票、これは
出席議員数と符合します。
そのうち
有効投票39票。
無効投票ゼロ票。
有効投票中、
高橋一郎議員33票、
富山弘毅議員6票。以上のとおりであります。
この選挙の
法定得票数は10票です。
よって、
高橋一郎議員が議長に当選されました。ただいま当選されました
高橋一郎議員が議場におりますので、
会議規則の規定により当選の告知をいたします。
30 ◎
議長あいさつ
【副議長(
鈴木勝次議員)】 ただいま議長に当選されました
高橋一郎議員から
あいさつがございます。
(議長
高橋一郎議員 登壇)
31 【議長(
高橋一郎議員)】 一言ご
あいさつを申し上げます。
ただいまは議員の皆様方のご推挙によりまして、議長の要職に就任させていただきました。心より厚く御礼と感謝を申し上げます。この重責を痛切に感じ、非力ではありますが、円満な
議会運営に努力させていただき、その任を全うしてまいりたいと思いますので、
議員皆様方のご指導とご尽力を心からお願い申し上げます。
本年度は、本市でも15年ぶりに
マイナス予算を計上いたしました。全国的に見ても、
公債費比率15%を超えた自治体が過半数を占めるという大変厳しい
日本経済の実情を改めて実感をしております。このような情勢の中で、本市は第五次総合計画が実施されます。この理念による施策の実現こそが、本市発展の活力につながるものと確信をしております。どうか議員の皆様方初め萩原市長さん、そしてご
当局皆様方の特段のご協力、お力添えを伏してお願いを申し上げまして、就任のご
あいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)
32 ◎ 議 長 交 代
【副議長(
鈴木勝次議員)】 議長を交代いたします。
(副議長、議長席を退席、議長、議長席に着席)
33 【議長(
高橋一郎議員)】 議長を交代いたしました。
34 ◎ 前
議長あいさつ
【議長(
高橋一郎議員)】 この際、前議長、羽鳥克平議員から
あいさつがございます。
(38番 羽鳥克平議員 登壇)
35 【38番(羽鳥克平議員)】 辞任に当たりまして、一言ご
あいさつを申し上げます。
昨年3月、多くの議員さんにご推挙をいただきまして、議長を務めさせていただきました。1年間
大変お世話になり、その間の
関係皆様方のご協力に対して改めて感謝を申し上げます。
私が議長に就任をして、まず心がけたことは、民主的な
議会運営ということでした。自分なりに少数会派のご意見も耳を傾けてこの1年間の議長職に取り組んだつもりでございます。今後分権政治が進む中で、議会の役割、まして
監査能力、この辺が大きく問われる時代が来ると思います。執行側と議会という二元的な組織をもって
地方議会が運営されておるわけでありますが、それぞれお互いの立場を十分理解をし、そして自分の役割を果たす、これが議会の活性化につながるであろうというふうにも思っております。
私も1年間皆様にお世話になり、
大変感謝をしております。きょうは、その一つの節目を迎えたわけでありまして、改めてご支援、ご協力をいただいた多くの方々に感謝を申し上げながら、辞任の
あいさつとさせていただきます。
大変お世話になり、ありがとうございました。(拍手)
36 ◎ 日 程 追 加
【議長(
高橋一郎議員)】 ただいま副
議長鈴木勝次議員から副議長の辞職願が提出されました。
おはかりをいたします。
この際、副
議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
37 【議長(
高橋一郎議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、副
議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
38 ◎ 副
議長辞職の件
【議長(
高橋一郎議員)】 副
議長辞職の件を議題といたします。
鈴木勝次議員、除斥願います。
(
鈴木勝次議員 退席)
39 【議長(
高橋一郎議員)】 辞職願を
事務局長から朗読いたします。
40 【
事務局長(都木一年)】
平成10年3月3日
前橋市議会議長 様
前橋市議会副議長 鈴 木 勝 次
辞職願
私は、このたび一身上の都合により副議長を辞職いたしたいので、
地方自治法第108条及び
会議規則
第138条第1項の規定により許可くださるようお願いします。
41 【議長(
高橋一郎議員)】 おはかりいたします。
鈴木勝次議員の副
議長辞職を許可することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
42 【議長(
高橋一郎議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、
鈴木勝次議員の副
議長辞職を許可することに決しました。
(
鈴木勝次議員 出席)
43 ◎ 日 程 追 加
【議長(
高橋一郎議員)】 おはかりいたします。
この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
44 【議長(
高橋一郎議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。
45 ◎ 副 議 長 選 挙
【議長(
高橋一郎議員)】 これより副議長の選挙を行います。
議場を閉鎖いたします。
(
議場閉鎖)
46 【議長(
高橋一郎議員)】 ただいまの
出席議員数は39人であります。
投票用紙を配付いたします。
(
投票用紙配付)
47 【議長(
高橋一郎議員)】
投票用紙の
配付漏れはございませんか。
(「なし」の声あり)
48 【議長(
高橋一郎議員)】
配付漏れはなしと認めます。
投票箱を改めます。
(
投票箱点検)
49 【議長(
高橋一郎議員)】 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。
投票は、
単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じ順次投票願います。
事務局長から点呼いたします。
50 【
事務局長(都木一年)】
(点呼) 長谷川 薫 議員 中 川 一 男 議員
小岩井 宏 議員 狩 野 浩 志 議員
町 田 徳之助 議員 立 見 賢 三 議員
岡 田 行 喜 議員 梅 山 栄五郎 議員
笠 原 寅 一 議員 中 道 浪 子 議員
細 野 勝 昭 議員 宮 内 禎 一 議員
横 山 勝 彦 議員 関 谷 俊 雄 議員
新 井 勝 巳 議員 青 木 登美夫 議員
永 井 栄五郎 議員 富 山 弘 毅 議員
茂 木 勝 彦 議員 浦 野 紘 一 議員
小 島 桂 吾 議員 斎 藤 佐太夫 議員
堤 孝 之 議員 岡 田 光 一 議員
土 屋 富喜子 議員 宮 田 和 夫 議員
窪 田 治 好 議員 関 根 映 一 議員
大 武 仁 作 議員 鈴 木 勝 次 議員
岡 田 修 一 議員 桑 原 功 議員
坂 本 棟 男 議員 鈴 木 康 之 議員
宮 川 健 夫 議員 羽 鳥 克 平 議員
布施川 富 雄 議員 岡 田 義 一 議員
高 橋 一 郎 議員
51 【議長(
高橋一郎議員)】
投票漏れはございませんか。
(「なし」の声あり)
52 【議長(
高橋一郎議員)】
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(
議場開鎖)
53 【議長(
高橋一郎議員)】 開票を行います。
会議規則の規定により、立会人に
新井勝巳議員、
長谷川薫議員、
土屋富喜子議員、
浦野紘一議員、以上4名を指名いたします。
立ち会い願います。
(開 票)
54 【議長(
高橋一郎議員)】 開票の結果を報告します。
投票総数39票、これは
出席議員数と符合します。
そのうち
有効投票39票。
無効投票ゼロ票。
有効投票中、岡田修一議員22票、小島桂吾議員11票、永井栄五郎議員6票。以上のとおりであります。
この選挙の
法定得票数は10票です。
よって、岡田修一議員が副議長に当選されました。ただいま当選されました岡田修一議員が議場におりますので、
会議規則の規定により当選の告知をいたします。
55 ◎ 副
議長あいさつ
【議長(
高橋一郎議員)】 ただいま副議長に当選されました岡田修一議員からご
あいさつがございます。
(副議長 岡田修一議員 登壇)
56 【副議長(岡田修一議員)】 副議長の就任に当たり、ご
あいさつをさせていただきます。
多くの方々のご推挙に厚く感謝を申し上げますとともに、まことに光栄と存じております。今中国古典の老子の天之道、人之道と中庸のその位に素して行うの心持ちでございます。若輩の私でありますが、前橋の人、まち、くらしが活力と魅力にあふれ、元気な前橋となることを願いつつ、議長とともに議会の円滑で効果的な運営に凛として精いっぱい務める所存でございますので、議員各位と、そして理事者、また事務局の皆様方の特段のご協力とご高配を心よりお願いをいたし、御礼のご
あいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
57 ◎ 前副
議長あいさつ
【議長(
高橋一郎議員)】 この際、前副議長、
鈴木勝次議員からご
あいさつがございます。
(31番
鈴木勝次議員 登壇)
58 【31番(
鈴木勝次議員)】 副議長辞任に当たりまして、一言ご
あいさつをさせていただきます。
昨年3月第1回定例会におかれまして、
議員皆様方のご推挙いただいて副議長に就任をさせていただきました。皆様方のご指導を受けて無事に任務を果たすことができました。これからは、議会はもとより前橋市政発展のために頑張る所存でございます。どうかこれからも温かいご指導、ご協力をお願いを申し上げまして、副議長退任に当たりましてのご
あいさつにかえさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
59 ◎ 常任委員の
所属変更
【議長(
高橋一郎議員)】 日程第3、常任委員の
所属変更についてを議題といたします。
教育民生常任委員、
狩野浩志議員以下18名から、お手元にご配付の
常任委員会所属変更一覧表のとおりそれぞれ委員会の所属を変更したい旨の申し出がございました。
おはかりをいたします。本申し出のとおり、それぞれ委員会の所属を変更することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
60 【議長(
高橋一郎議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、本件は
常任委員会所属変更一覧表のとおり、それぞれ委員会の所属を変更することに決しました。
………………………………………………………………………………………………………………………………
常 任 委 員 会 所 属 変 更 一 覧 表
┌───────┬──────────┬──────────┐
│ 氏 名 │ 新 所 属 │ 旧 所 属 │
├───────┼──────────┼──────────┤
│狩 野 浩 志│ 総務企画
常任委員会│
教育民生常任委員会│
├───────┼──────────┼──────────┤
│笠 原 寅 一│ 同 │ 経済
常任委員会 │
├───────┼──────────┼──────────┤
│新 井 勝 巳│ 総務企画
常任委員会│ 経済
常任委員会 │
├───────┼──────────┼──────────┤
│堤 孝 之│ 同 │
教育民生常任委員会│
├───────┼──────────┼──────────┤
│宮 川 健 夫│ 同 │
教育民生常任委員会│
├───────┼──────────┼──────────┤
│布施川 富 雄│ 同 │ 経済
常任委員会 │
├───────┼──────────┼──────────┤
│岡 田 行 喜│
教育民生常任委員会│ 経済
常任委員会 │
├───────┼──────────┼──────────┤
│大 武 仁 作│ 同 │ 経済
常任委員会 │
├───────┼──────────┼──────────┤
│高 橋 一 郎│ 同 │ 建設水道
常任委員会│
├───────┼──────────┼──────────┤
│町 田 徳之助│ 経済
常任委員会 │ 建設水道
常任委員会│
├───────┼──────────┼──────────┤
│梅 山 栄五郎│ 同 │ 建設水道
常任委員会│
├───────┼──────────┼──────────┤
│関 谷 俊 雄│ 同 │ 建設水道
常任委員会│
├───────┼──────────┼──────────┤
│永 井 栄五郎│ 同 │ 総務企画
常任委員会│
├───────┼──────────┼──────────┤
│斎 藤 佐太夫│ 同 │ 総務企画
常任委員会│
├───────┼──────────┼──────────┤
│立 見 賢 三│ 建設水道
常任委員会│ 総務企画
常任委員会│
├───────┼──────────┼──────────┤
│宮 内 禎 一│ 同 │ 総務企画
常任委員会│
├───────┼──────────┼──────────┤
│鈴 木 勝 次│ 同 │ 経済
常任委員会 │
├───────┼──────────┼──────────┤
│岡 田 義 一│ 同 │ 総務企画
常任委員会│
└───────┴──────────┴──────────┘
………………………………………………………………………………………………………………………………
61 ◎ 日 程 追 加
【議長(
高橋一郎議員)】 おはかりいたします。
この際、議長を辞職されました羽鳥克平議員の常任委員選任についてを日程に追加し、議題とすることにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
62 【議長(
高橋一郎議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、羽鳥克平議員の常任委員選任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。
63 ◎ 前議長の常任委員選任
【議長(
高橋一郎議員)】 前議長、羽鳥克平議員の常任委員選任についてを議題といたします。
おはかりいたします。
羽鳥克平議員の常任委員の選任については、委員会条例の規定により、経済常任委員に指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
64 【議長(
高橋一郎議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、羽鳥克平議員を経済常任委員に選任することに決しました。
65 ◎ 議 長 交 代
【議長(
高橋一郎議員)】 議長を交代いたします。
(議長、議長席を退席、副議長、議長席に着席)
66 【副議長(岡田修一議員)】 議長を交代いたしました。
67 ◎ 日 程 追 加
【副議長(岡田修一議員)】 ただいま議長、
高橋一郎議員から常任委員辞任願が提出されました。
おはかりいたします。
この際これを日程に追加し、議題とすることにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
68 【副議長(岡田修一議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、議長の常任委員辞任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。
69 ◎ 新議長の常任委員辞任
【副議長(岡田修一議員)】 議長、
高橋一郎議員の常任委員辞任の件を議題といたします。
高橋一郎議員、除斥願います。
(
高橋一郎議員 退席)
70 【副議長(岡田修一議員)】 辞任願を
事務局長から朗読いたします。
71 【
事務局長(都木一年)】
平成10年3月3日
前橋市議会議長 様
教育民生常任委員 高橋一郎
常 任 委 員 辞 任 願
このたび議長に選任されましたので、今後議長職に専念するため
教育民生常任委員を辞任いたしたく
願い出ます。
72 【副議長(岡田修一議員)】 おはかりいたします。
議長、
高橋一郎議員の常任委員辞任を許可することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
73 【副議長(岡田修一議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、議長、
高橋一郎議員の常任委員辞任を許可することに決しました。
(
高橋一郎議員 出席)
74 ◎ 議 長 交 代
【副議長(岡田修一議員)】 議長を交代いたします。
(副議長、議長席を退席、議長、議長席に着席)
75 【議長(
高橋一郎議員)】 議長を交代いたしました。
76 ◎
議会運営委員の選任
【議長(
高橋一郎議員)】 日程第4、
議会運営委員の選任についてを議題といたします。
本件は、
青木登美夫議員、大武仁作議員、
高橋一郎議員、以上3名の辞任に伴う後任委員の選任であります。
おはかりいたします。
議会運営委員の選任については、委員会条例の規定に基づき、ご配付の
議会運営委員会一覧表のとおり宮内禎一議員、
鈴木勝次議員、布施川富雄議員、以上3名を指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
77 【議長(
高橋一郎議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、宮内禎一議員以下3名を
議会運営委員に選任することに決しました。
………………………………………………………………………………………………………………………………
議会運営委員会
辞任委員一覧表
┌──────────┐
│ 氏 名 │
├──────────┤
│青 木 登美夫 │
├──────────┤
│大 武 仁 作│
├──────────┤
│高 橋 一 郎│
└──────────┘
選任委員一覧表
┌──────────┐
│ 氏 名 │
├──────────┤
│宮 内 禎 一│
├──────────┤
│鈴 木 勝 次│
├──────────┤
│布施川 富 雄 │
└──────────┘
………………………………………………………………………………………………………………………………
78 ◎
広域行政調査研究特別委員の選任
【議長(
高橋一郎議員)】 日程第5、
広域行政調査研究特別委員の選任についてを議題といたします。
本件は、
中川一男議員、
土屋富喜子議員、大武仁作議員、岡田修一議員、布施川富雄議員、以上5名の辞任に伴う後任委員の選任であります。
おはかりいたします。
広域行政調査研究特別委員の選任については、委員会条例の規定に基づき、ご配付の
広域行政調査研究特別委員会一覧表のとおり、
長谷川薫議員、斎藤佐太夫議員、
鈴木勝次議員、宮川健夫議員、羽鳥克平議員、以上5名を指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
79 【議長(
高橋一郎議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、
長谷川薫議員以下5名を
広域行政調査研究特別委員に選任することに決しました。
………………………………………………………………………………………………………………………………
広域行政調査研究特別委員会
辞任委員一覧表
┌──────────┐
│ 氏 名 │
├──────────┤
│中 川 一 男│
├──────────┤
│土 屋 富喜子 │
├──────────┤
│大 武 仁 作│
├──────────┤
│岡 田 修 一│
├──────────┤
│布施川 富 雄 │
└──────────┘
選任委員一覧表
┌──────────┐
│ 氏 名 │
├──────────┤
│長谷川 薫 │
├──────────┤
│斎 藤 佐太夫 │
├──────────┤
│鈴 木 勝 次│
├──────────┤
│宮 川 健 夫│
├──────────┤
│羽 鳥 克 平│
└──────────┘
………………………………………………………………………………………………………………………………
80 ◎
前橋工業団地造成組合議会議員の
補欠選挙
【議長(
高橋一郎議員)】 日程第6、
前橋工業団地造成組合議会議員の
補欠選挙を行います。
本件は、
前橋工業団地造成組合議会議員5人の辞職に伴う
補欠選挙であります。
選挙の方法は投票により行います。
議場の閉鎖を命じます。
(
議場閉鎖)
81 【議長(
高橋一郎議員)】 ただいまの
出席議員数は39人です。
投票用紙を配付いたします。
(
投票用紙配付)
82 【議長(
高橋一郎議員)】
投票用紙の
配付漏れはございませんか。
(「なし」の声あり)
83 【議長(
高橋一郎議員)】
配付漏れはなしと認めます。
投票箱を改めます。
(
投票箱点検)
84 【議長(
高橋一郎議員)】 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。
投票は、
単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じ順次投票願います。
事務局長より点呼いたします。
85 【
事務局長(都木一年)】
(点呼) 長谷川 薫 議員 中 川 一 男 議員
小岩井 宏 議員 狩 野 浩 志 議員
町 田 徳之助 議員 立 見 賢 三 議員
岡 田 行 喜 議員 梅 山 栄五郎 議員
笠 原 寅 一 議員 中 道 浪 子 議員
細 野 勝 昭 議員 宮 内 禎 一 議員
横 山 勝 彦 議員 関 谷 俊 雄 議員
新 井 勝 巳 議員 青 木 登美夫 議員
永 井 栄五郎 議員 富 山 弘 毅 議員
茂 木 勝 彦 議員 浦 野 紘 一 議員
小 島 桂 吾 議員 斎 藤 佐太夫 議員
堤 孝 之 議員 岡 田 光 一 議員
土 屋 富喜子 議員 宮 田 和 夫 議員
窪 田 治 好 議員 関 根 映 一 議員
大 武 仁 作 議員 鈴 木 勝 次 議員
岡 田 修 一 議員 桑 原 功 議員
坂 本 棟 男 議員 鈴 木 康 之 議員
宮 川 健 夫 議員 羽 鳥 克 平 議員
布施川 富 雄 議員 岡 田 義 一 議員
高 橋 一 郎 議員
86 【議長(
高橋一郎議員)】
投票漏れはございませんか。
(「なし」の声あり)
87 【議長(
高橋一郎議員)】
投票漏れはなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(
議場開鎖)
88 【議長(
高橋一郎議員)】 開票を行います。
会議規則の規定により、立会人に
新井勝巳議員、
長谷川薫議員、
土屋富喜子議員、
浦野紘一議員、以上4名を指名いたします。
立ち会い願います。
(開 票)
89 【議長(
高橋一郎議員)】 投票の結果を報告いたします。
投票総数39票、これは
出席議員数と符合いたします。
そのうち
有効投票39票。
無効投票ゼロ票。
有効投票中、岡田義一議員7票、堤孝之議員7票、鈴木康之議員7票、
鈴木勝次議員6票、永井栄五郎議員6票、小島桂吾議員6票。以上のとおりであります。
この選挙の
法定得票数は2票であります。
よって、岡田義一議員、堤孝之議員、鈴木康之議員、以上3名が
前橋工業団地造成組合議会議員に当選されました。
残る2名については、
鈴木勝次議員、永井栄五郎議員、小島桂吾議員の得票が同数でありますので、
地方自治法第118条の規定により準用する公職選挙法第95条の規定によって、当選者はくじで定めることになります。
この規定に基づき、残る2名の
前橋工業団地造成組合議会議員の当選人は、くじにより決定をいたします。
くじの手続について申し上げます。
まず、くじを引く順序をくじで決め、その順序に基づいて当選人を定めるくじを引いていただきます。以上、ご了承願います。
鈴木勝次議員、永井栄五郎議員、小島桂吾議員、演壇前にお願いいたします。
(3議員 演壇前に)
90 【議長(
高橋一郎議員)】 まず、くじを引く順序をお決め願います。
同時にくじを引いてください。
(順序のくじを引く)
91 【議長(
高橋一郎議員)】 次に、当選人を定めるくじを順番に引いてください。
(当選のくじを引く)
92 【議長(
高橋一郎議員)】 くじによる当選者は
鈴木勝次議員、永井栄五郎議員と決定いたしました。
ただいま当選されました岡田義一議員以下5名が議場におりますので、本席から
会議規則の規定により、それぞれ当選の告知をいたします。
93 ◎
前橋広域市町村圏振興整備組合議会議員の
補欠選挙
【議長(
高橋一郎議員)】 日程第7、
前橋広域市町村圏振興整備組合議会議員の
補欠選挙を行います。
本件は、
前橋広域市町村圏振興整備組合議会議員、
長谷川薫議員、町田徳之助議員、立見賢三議員、堤孝之議員、岡田光一議員、岡田修一議員、以上6名の辞職に伴う
補欠選挙であります。
選挙の方法は、
地方自治法の規定に基づき、指名推選によることとし、議長において指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
94 【議長(
高橋一郎議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
前橋広域市町村圏振興整備組合議会議員に、ご配付の指名推選議員一覧表のとおり梅山栄五郎議員、笠原寅一議員、
土屋富喜子議員、大武仁作議員、羽鳥克平議員、布施川富雄議員、以上6名を指名いたします。
おはかりいたします。
ただいま指名いたしました梅山栄五郎議員以下6名を
前橋広域市町村圏振興整備組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
95 【議長(
高橋一郎議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました梅山栄五郎議員以下6名が
前橋広域市町村圏振興整備組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました梅山栄五郎議員以下6名が議場におりますので、
会議規則の規定により、当選の告知をいたします。
………………………………………………………………………………………………………………………………
前橋広域市町村圏振興整備組合議会
辞職議員一覧表
┌──────────┐
│ 氏 名 │
├──────────┤
│長谷川 薫 │
├──────────┤
│町 田 徳之助 │
├──────────┤
│立 見 賢 三│
├──────────┤
│堤 孝 之│
├──────────┤
│岡 田 光 一│
├──────────┤
│岡 田 修 一│
└──────────┘
指名推選議員一覧表
┌──────────┐
│ 氏 名 │
├──────────┤
│梅 山 栄五郎 │
├──────────┤
│笠 原 寅 一│
├──────────┤
│土 屋 富喜子 │
├──────────┤
│大 武 仁 作│
├──────────┤
│羽 鳥 克 平│
├──────────┤
│布施川 富 雄 │
└──────────┘
………………………………………………………………………………………………………………………………
96 ◎ 議 案 上 程
【議長(
高橋一郎議員)】 日程第8、市長より送付を受けた議案第1号から第55号まで、及び報告第1号から第3号まで、以上58件を一括議題といたします。
97 ◎ 提案理由の説明
【議長(
高橋一郎議員)】 ただいま上程いたしました議案第1号以下58件について当局の説明を求めます。
初めに、平成10年度各会計予算案の大要について市長の説明を求めます。
(市長 萩原弥惣治 登壇)
98 【市長(萩原弥惣治)】 ただいま上程されました平成10年度当初予算案の大要についてご説明申し上げます。
現下の我が国経済は、極めて厳しい状況にあり、政府はこれまで財政構造改革を進める姿勢を保持しながらも、金融不安や長期景気低迷を解消することを緊急課題に特別減税を初めとする経済対策を講じることとしました。そして、こうした経済情勢のもと、国、地方ともに深刻な財源不足が生じており、本市における予算編成そのものも例外なく大変困難な作業を伴うものでありました。
こうした中で、私は、平成10年度の予算編成に当たり、本市における財政構造の改革を念頭に置きながらも、本市の都市としての魅力を高めるとともに、都市機能の充実や活力の増進を図るため、発想の転換を図りつつ、いかに最小の経費で最大の効果を上げられるかに心血を注いでまいりました。
昨年12月に本市の21世紀に向けた基本指針である第五次前橋市総合計画を市議会において議決をいただきまして、平成10年度からこの計画がスタートすることになりました。将来の前橋市のあるべき姿を目指し、計画に盛り込んだ諸施策を実現していこうという決意のもとに策定したのでありますから、いかに厳しい財政状況であっても、着実に進めていかなくてはならないと考えております。そのため、事業推進に当たって、たとえ予算が前年より少なくなったとしても、前年以上の効果を上げるために、いかに知恵と工夫を働かせるか、大事なことは、事業の予算額ではなく、内容と効果であるということを肝に銘じ、全庁挙げてそうした姿勢を持って、平成10年度からの施策の推進に当たるべく、強く指示したところであります。
さて、国の平成10年度予算におきましては、昨年成立した財政構造改革の推進に関する特別措置法に基づき、歳出全般にわたる徹底した見直しにより、一般会計規模で対前年0.4%増の77兆6,692億円、政策的経費である一般歳出では1.3%減の44兆5,362億円となったわけであります。また、地方財政計画では、国と同様に財政構造改革の第一歩を踏み出すこととし、これまでにない厳しい歳出抑制を図っており、歳入歳出の規模は0.0%の過去最低の伸びとなり、前年とほぼ同額の87兆964億円でありますが、公債費などを除く地方一般歳出は1.6%減と初めて前年度を下回るものとなっております。
こうした中で、社会福祉経費や公債費の増加を見込んだ一方、投資的経費の伸びをマイナス6.0%として大幅な縮減を図っております。本市においては、主要な自主財源である市税の伸びが期待できない一方で、少子・高齢社会の進行に対応した民生費の伸び、また公債費の大幅な伸びが見込まれ、投資的経費や各種補助金の見直し、経常経費の徹底した節減を行いながらも、なお財源不足を生じまして、財政調整基金などの取り崩しを余儀なくされたところであります。
しかし、こうした厳しい歳出抑制を進める中でも、私の公約でもあります乳幼児医療費の支給対象年齢を拡大するとともに、3カ所目になります仮称、西部老人福祉センターの建設に着手するなど、少子・高齢社会に対応した施策の充実を図ります。そして、本市の主要課題である前橋大島、仮称新駅建設などの公共交通機関充実策や中心市街地活性化に向けた経費を盛り込み、さらには景気対策としての中小企業融資枠の拡大を図ったところであります。
このように本市の活性化や市民福祉の向上に必要な経費など社会・経済情勢の変化に即した財政需要に対しましては、精査の上、積極的に計上し、予算編成を行いました結果、平成10年度一般会計の予算規模は1,094億6,362万円となりまして、前年度を約13億5,000万円下回る1.2%の減となったところであります。
それでは、一般会計の主要な歳入と施策につきましてご説明申し上げます。
初めに、歳入でありますが、市税収入は486億6,000万円余りでありまして、前年度と同程度と見込んでおります。個人市民税は、特別減税の影響により減収となり、法人市民税においても景気の低迷などにより増収は期待できない見込みであります。固定資産税は、平成9年度の評価替えに伴う負担調整措置によりまして堅調な伸びがあると見込んでおります。また、歳入合計に占める市税収入の構成比は44.5%となりまして、前年度を0.6ポイント上回っております。地方消費税交付金については、前年度に創設されまして平年度ベースとなることから、大幅な増を見込み計上いたしました。地方交付税は、前年度に対し2億円増の37億円を見込みました。使用料及び手数料については、公営住宅法の改正に伴う市営住宅使用料の全面的見直しを初め8件の見直しを行い、その適正化に努め、見込額を計上いたしました。基金からの繰入金については、消防庁舎、養護学校の移転新築や老人福祉センターの建設などの財源といたしまして公共施設等整備基金10億円を充て、さらに厳しい財源不足を補てんするため、財政調整基金10億円、減債基金5億円の合わせて25億円を繰り入れるものであります。諸収入のうち競輪からの収益金は、前年比較では3億円下回る22億円を見込みました。市債については、地方消費税が平年度化されるため、臨時税収補てん債は皆減となりますが、特別減税の影響額相当を減税補てん債として見込むほか、消防庁舎、養護学校、公営住宅建設などの各種施設整備事業債を見込みました結果、97億7,000万円余りを計上いたしました。なお、市債の歳入合計に占める比率は8.9%となり、前年度2.8ポイント下回っております。
次に、主要な施策につきましてご説明申し上げます。
まず、総務費でありますが、本年4月から情報公開制度並びに個人情報保護制度が施行されますが、開かれた行政を目指し、適切な運営に努めてまいります。
また、前橋駅北口を県都の表玄関としてふさわしい姿にするための基本構想を引き続き検討するほか、広瀬川河畔の街並みについては、市民に親しまれている都市観光の中心的存在でもありますので、シンポジウムを開催するなどいたしまして、整備の方向性を検討してまいります。
LRT、次世代路面電車については、市民への環境、資源、都市交通問題についての啓発を図りながら、建設構想の調査を行います。
遊園地の整備については、これまでの予備調査などを踏まえ、構想の策定に向けて、さらに調査・研究を進めるとともに、美術・博物館の構想についても中・長期的な課題として引き続き検討をいたします。
国際交流については、昨年12月にイタリアのオルビエート市と友好都市の提携を行いましたが、引き続き交流を推進いたします。
女性政策については、現在、策定中の女性行動計画をもとに男女共同参画社会の実現を目指して各種施策を推進してまいります。
公共交通の活性化策としては、JR両毛線前橋大島、仮称新駅の来年春の供用開始に向けた駅舎などの建設を推進いたします。
さらに、駒形駅仮設北口の整備を進めるほか、市内バス交通を一層利便性の高いものとするため、バス交通網を拡充整備するための支援を行います。
上毛電鉄に対しましても、厳しい現状を認識し、県とともに沿線7市町村で施設整備、基盤整備などのため支援を行います。
防災対策としては、県の総合防災訓練が本市を会場として開催されるため、その経費を見込むとともに、防災対策の充実を図るための防災アセスメントを引き続き実施いたします。
また、世界室内陸上競技選手権前橋大会開催に対して補助を行うほか、共愛学園に対しては4年制国際大学の設置に伴います施設整備について、引き続き助成を行います。
環境保全につきましては、新たに大気中におけるダイオキシンなどの有害大気汚染物質の濃度測定を実施し、環境汚染防止対策を強化してまいります。
民生費では、多様化する福祉ニーズに対応するための総合的な相談支援や地域福祉活動の拠点となる仮称、前橋市総合福祉会館の基本設計を行います。
高齢者福祉施策としては、平成12年度に始まります介護保険制度に備え、組織の強化、サービス基盤の整備及び既存事業の見直しに努めます。施設面では、老人デイサービスセンターや在宅介護支援センターを併設する特別養護老人ホーム2カ所、保育園併設型老人デイサービスセンター1カ所の建設などに対し補助を行います。
また、高齢者の生きがい基地として、3カ所目となります仮称、西部老人福祉センターの建設について、来年度の完成を目指して取り組みます。
敬老行事については、今後の高齢社会を見据え、敬老祝金の支給などのサービスのあり方について検討し、見直しを図ることといたしました。
在宅福祉では、24時間ホームヘルプサービスの本格的な実施やホリデイサービスを新たに実施するなど高齢者福祉の向上を図ります。
また、寝たきりや痴呆性老人の介護者慰労金を引き続き増額し、介護者への支援を充実いたします。
さらに、ひとり暮らし老人への無料入浴補助事業の充実を図ります。
障害者福祉施策としては、精神薄弱者授産施設の整備に対して補助を行うほか、新たに在宅の重度心身障害児者に対しますおむつのサービス事業や、心身障害児のための通園事業や集団活動訓練事業も実施してまいります。
児童福祉施策については、少子化や女性の社会参加が進行している現状を踏まえ、時間延長型保育、産休・育休明け入所予約モデルや開所時間延長促進などの事業の拡充を図るとともに、児童の健全な育成や子育て支援策の充実に努めます。
福祉医療対策では、乳幼児に対する医療費の無料化を引き続き1歳引き上げまして、本年8月診療分から6歳未満児まで拡大し、医療費の負担軽減を図ります。
衛生費では、斎場の老朽化が進んできたので、建て替えを視野に予備調査に取り組みます。
さらに、市民医療の基盤整備といたしまして、済生会前橋病院の増改築費に対して引き続き助成を行います。
清掃関係では、指定ごみ袋制の導入により、適正排出の徹底を図るとともに、ペットボトルの分別収集の開始とごみ減量化器具購入の補助制度の改善を図ることにより、ごみの減量化と再資源化を積極的に推進し、リサイクル社会の構築と最終処分場の延命に引き続き努めてまいります。特に荻窪最終処分場については埋め立て完了が近づいていることから、次期埋立地の基本設計と環境アセスメントを進めてまいります。
また、本年度から長期的な計画で荻窪地区の開発整備を進めてまいりますが、その1年目といたしまして、公園、温泉などの基本計画の策定、温泉の掘削を実施いたします。
労働費では、勤労者の福祉対策として勤労者に対する育児、介護などの生活資金及び住宅資金の融資について限度額の引き上げを図り、制度を充実いたします。
農林水産業費では、昨今の厳しい環境下に置かれた農業の振興を図るため、各種の施策に取り組みます。
まず、本市の農業を担っていきます認定農業者の育成を重点に、機械導入及び施設整備に対しまして引き続き支援を行うとともに、農作業を受託した認定農業者に対しての奨励も引き続き実施いたします。
また、農業構造改善対策事業では、野菜育苗センターの建設に対して助成いたします。
水田営農では、新生産調整推進対策として8年度より取り組みました、とも補償制度の充実を図り、加入農家の助成に努めるとともに、転作を進めている農業者を支援するため、麦、大豆、飼料作物について生産技術を高度化するための技術対策に対して助成を行います。
米生産については、売れる米生産対策事業として良質品種米へ移行するため種子代の一部を助成いたします。
また、畜産関係については、受精卵移植技術の普及定着を図るため、受精卵移植関連機器の導入に対して助成をするとともに、種畜・肉用牛の導入に対して、従来の貸付事業を発展的に解消し、新たに補助事業に移行いたします。
農業基盤整備では、小坂子東部や鳥取地区の土地改良事業を引き続き進めるとともに、新たに上細井地区の圃場整備事業の調査に取り組みます。
また、ふるさと農道である仮称、勢多前橋中央道の整備については、本年度の完成を目指し、事業推進を図ります。
農業集落排水事業については、今井地区及び二之宮地区の整備促進を計画的に図ることから、所要の事業費を計上いたしました。
商工費では、地域の経済対策に取り組みます。景気は足踏み状況から停滞へと総合判断では後退をしていると言われており、株価の下落や長期金利が上昇傾向に推移するなど、景気の先行きに対して厳しい見方もありますので、こうした経済情勢を踏まえ、より積極的な景気対策を講ずることといたしました。
まず、中小企業対策については、制度金融について引き続き低金利で融資するとともに、融資枠の拡大や小口資金については融資限度額の引き上げの実施などによって中小企業者の資金需要にこたえるほか、市内での独立開業を支援するため、必要な運転資金や設備資金についての融資枠の拡大を図ります。
商店街振興対策としては、にぎわいのあるまちづくり推進として商店街が実施する空き店舗の活用に対して支援を行うほか、各種ふれあい事業及び商店街情報の発信、PRなどに対しても助成を行います。
さらに、国際交流サロンの設置に対して、引き続き支援を行います。
また、中心市街地の活性化計画策定と事業推進体制の強化を図るため、行政、産業界、学識経験者など官民一体で構成する活性化委員会で引き続き具体策の検討をいたします。
観光事業では、群馬県の観光基本計画の策定にあわせ、本市においても広域圏を含めて各地域の特色ある観光地づくりの指針となる観光基本計画の策定調査を実施いたします。
さらに、仮称、産業振興会館の建設や物流施設整備についても、引き続き調査研究を進めてまいります。
土木費では、道路、橋梁の改良事業、都市計画事業、公営住宅建設事業及び北関東自動車道の側道整備など社会資本の整備を促進いたします。
道路整備については、引き続き木瀬城南通り線、鎌倉通り線など国や県の補助を取り込み、整備を進めます。
また、日吉岩神町線の住吉町交番から赤城県道までの間において電線などの地中化に取り組むほか、JR両毛線前橋大島、仮称新駅設置に関連いたしまして、北口広場及び南口広場の整備を推進いたします。
橋梁整備では、新前橋駅跨線橋の耐震補強工事を実施します。そのほか、準用河川の改修についても計画的に推進いたします。
さらに、人に優しい道づくりを実施するとともに、国、県などとの協議を踏まえ、引き続き歩行者に対してわかりやすい案内標識を体系的に整備してまいります。
都市基盤整備のうち、街路事業では県からの受託路線を含めた従来の16路線の整備を推進するほか、新たに下大島駒形線と元景寺南線の整備に取り組みます。
土地区画整理事業については、市施行、組合施行合わせて14地区の整備推進を図ります。
北関東自動車道の側道整備関連では、引き続き用地買収を進めるとともに、買収済み区間の工事に着手し、事業の推進を図ります。
公園整備では、前橋公園、大室公園及び利根川田口緑地の整備を引き続き推進するほか、新たに利根川桜が丘緑地や泉公園などの身近な公園の整備に取り組んでまいります。
また、緑の基本計画に基づいた緑化施策を展開するとともに、緑化、飾花についての啓発、情報発信、情報交換についても取り組んでまいります。
住宅施策では、広瀬第五団地の建て替え60戸を昨年度から3カ年事業として実施いたします。
住環境整備では、都市景観の形成に向け、より具体的な施策を展開するための指針となる広告看板類などについてのサイン計画及び景観形成モデル地区指定指針の策定に引き続き取り組みます。
消防費では、防災体制の整備として耐震性貯水槽及び防火水槽の設置について計画的に整備を進めてまいります。
消防庁舎の建設については、防災活動の拠点となるよう3カ年事業の2年次目として引き続き進めてまいります。
また、移転後の中心市街地における消防、救急活動を補完するための分遣所の設置に向けて取り組みます。
救急活動の出場件数の増加に伴い、救急業務の高度化を推進するため、救急救命士の養成及び高規格救急車の整備充実を図ります。
また、平成11年度からの勢多中央広域消防本部との統合に向けた通信施設などについての整備を進めてまいります。
教育費では、学校教育の充実を目指した生きがいづくり教育計画に基づき、いじめや登校拒否などさまざまな問題の解決に、学校、家庭、地域が一体となって取り組めるよう努めます。
施設面では、幼稚園及び小・中学校校舎の耐震診断や耐震補強工事を計画的に実施するほか、老朽化した校舎などの整備も引き続き進めます。
また、養護学校については、移転新築を機に前橋広域圏内の児童・生徒の受け入れを図ることとし、2カ年事業として工事に着手いたします。
生涯学習・文化振興では、市民の自主的な学習活動が活発となるよう、学習者の要求に応じた適切な情報の提供及び相談を行う生涯学習情報提供システムの開発を進め、市民の学習環境の充実を図ります。
また、第6回萩原朔太郎賞を実施するほか、文化庁が企画する現代美術選抜展を開催し、文化振興に努めます。
さらに、下川淵公民館の移転新築については、3カ年事業として着手いたします。
大室公園の史跡整備では、古墳の整備や古代住居の建設など計画的に取り組んでまいります。
スポーツの振興では、陸上競技場の建設について引き続き調査を進めてまいります。
また、青少年の海外派遣については、国際化時代への対応として派遣人員の増員を図ります。
前橋工科大学については、4年制大学として2年度目に当たり、教育研究の充実のため、教員の講義用、研究用備品の整備を図るほか、大学施設について計画に沿って充実を図ってまいります。
続きまして、特別会計及び企業会計になりますが、特別会計については、特徴的な会計についてその大要をご説明申し上げます。
まず、国民健康保険特別会計でありますが、歳出の大宗をなす医療費の伸びは落ち込んでおり、平成10年度もその傾向の中で推移するものと推測されます。しかし、老人医療費拠出金は高齢化の進展の中で引き続き増加が見込まれます。
一方、ここ数年の経済情勢を反映する中で、国保税収入については所得などの伸びが余り期待できず、国保財政の自主財源の確保については依然として厳しい状況が予想されるところであります。
このような財政環境の中で、国保基金を6億円取り崩し、収支の均衡を図ることといたしました。今後とも税収などの動向には十分留意しつつ、中長期的な観点から安定的な事業運営に取り組んでまいります。
また、事業の目的である被保険者の疾病などに関し、必要な保険給付を行うことはもちろんのこと、医療費の適正化や加入者の健康保持増進を目指し、健康教室の拡大などにより保健事業の充実にも努めてまいります。
次に、競輪特別会計でありますが、第7回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント競輪の開催を中心に、公営競技の健全なるレジャーとして、より一層事業の活性化に努めるとともに、館林場外車券売場の改修工事を昨年度から来年度までの3カ年事業として実施しまして、ファンサービスの向上と収益金の確保に努めてまいります。
次に、企業会計であります水道事業及び下水道事業会計でありますが、両会計とも平成9年度に次期3カ年間の財政計画を策定いたしました。これに基づく10年度からの改定は見送りましたが、本年度はこの新財政計画を基本において、健全な財政運営に努めるとともに、効率的、効果的な事業運営の実現に配慮いたしました。
水道事業会計は、現在から将来にわたり市民の皆様に安全で清浄な水を安定供給することを基本に置いて、継続事業であります第六次拡張事業、石綿管整備事業を中心とした施設の整備、拡充や水道施設の適切な維持管理に努めてまいります。
次に、下水道事業会計は、社会資本の充実、生活環境の改善及び河川の水質保全を図るため、下水道普及率の向上を目指し、管渠の面的整備を中心に施設の整備、拡充や下水道施設の適切な維持管理に努めてまいります。
以上、当初予算案の大要についてご説明申し上げました。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
99 【議長(
高橋一郎議員)】 引き続き議案第10号以下について当局の説明を求めます。
100 【財務部長(阿部明雄)】 議案第10号から議案第18号までの補正予算9件につきまして一括ご説明申し上げます。
お手元の平成9年度前橋市各会計補正予算の概要という資料をごらんいただきたいと思います。
1ページは、各会計補正予算の一覧表でありまして、記載のとおり、すべての会計におきまして補正を行おうとするものであります。
2ページ及び3ページは、一般会計補正予算歳入歳出の款別一覧表であります。今回の補正は、決算見込みを踏まえまして、事業費の確定に伴います増減補正を中心といたしまして、歳入歳出をそれぞれ3億1,819万2,000円を減額いたしまして、補正後の予算規模を1,144億7,489万5,000円に定めようとするものであります。
それでは、主な補正内容につきましてご説明を申し上げます。4ページをお開き願います。まず、一般会計の歳入でありますが、第1款市税は4億8,973万6,000円の減であります。記載のとおり、特別土地保有税では増収見込みとなっておりますが、法人市民税、固定資産税などにおきまして減収が見込まれることから、減額をしようとするものであります。
次に、第2款の地方譲与税から第8款の地方交付税までの増減につきましては、いずれも交付実績や交付見込みによるものであります。
第10款分担金及び負担金の1,020万2,000円の減は、記載のとおり精神薄弱者福祉施設入所者負担金などの減によるものであります。
第11款使用料及び手数料は509万1,000円の減でありまして、ホームヘルパー派遣手数料、搬入ごみ処理手数料は追加となりますが、千代田町二丁目立体駐車場駐車料金、市営住宅使用料などの減により減額をするものでありまして、いずれも実績見込みによるものであります。
次の5ページにわたります第12款国庫支出金の2億4,115万9,000円の追加と第13款県支出金の4億1,251万1,000円の減につきましては、事業費の確定等に伴うものであります。
第14款財産収入につきましては1億940万2,000円の減であり、土地売払収入や基金利子収入の減によるものであります。
第15款寄附金は1,591万9,000円の追加でありまして、群馬国際室内陸上競技大会開催に対しますスポーツ振興事業寄附金や公共施設等整備費寄附金の受け入れによるものであります。
第16款繰入金につきましては6億3,939万1,000円の追加でありまして、公共施設管理者負担金につきましては減となりますが、土地区画整理事業の保留地処分金の追加や老人保健特別会計における平成8年度の老人医療費の精算に伴います繰入金の追加によるものであります。
第18款諸収入は4億9,715万2,000円の減でありまして、国民年金印紙売りさばき収入では、事業の確定見込みによりまして追加となりますが、中小企業設備資金等の貸し付け申し込みが少なかったことによります預託金元利収入の減が追加を上回ったことによるものであります。
第19款市債は6億8,620万円の追加でありまして、記載してあります各事業の確定に伴う減はありますが、地方税減収補てん債の発行による増が上回るため追加となるものであります。
次に、6ページの一般会計の歳出でありますが、第1款議会費は1,750万8,000円の減でありまして、
議会運営や議会史編さんにかかわります経費の減によるものであります。
第2款総務費の7億9,064万4,000円の追加は、JR両毛線前橋大島、仮称新駅設置の負担金につきましては、駅舎建設の工事委託に関する協定を本年2月に締結しましたが、負担金の支出は翌年度になることから減となります。8番商店街地区市街地再開発組合設立準備組合に対しまして、事業の清算に伴う公的支援としての補助金を計上したことにより、追加となるものであります。なお、この補助金は8番街清算委員会において公的支援の内容の個別審査を実施しておりますので、執行に当たりましては委員会の結果を待って行いたいと考えております。
第3款民生費は11億6,072万8,000円の追加でありまして、国民年金印紙購入費の追加や医療費の増加に伴います老人保健特別会計の繰出金の追加、生活保護費の支給事業の追加などでありまして、事業の確定見込みによるものであります。なお、臨時福祉特別給付金支給事業は、本年2月から2兆円の特別減税が実施されることに伴い、減税の恩恵を受けられない各種福祉制度受給者に対しまして、国が特別給付金を支給いたしますが、これにかかわる事務に要する経費であります。
第4款衛生費は3,323万円の追加でありまして、人件費、下水道事業への負担金などは減額となるものの、老人保健事業では検診の委託料が追加となったものであります。
第5款労働費につきましては2億5,482万5,000円の減でありまして、勤労者の生活資金及び住宅資金の融資件数の
減少などから、金融機関への預託金が減となったものであります。
次に、7ページの第6款農林水産業費は1億3,670万6,000円の減でありまして、それぞれ記載のとおり事業費の確定見込みによるものであります。
なお、点線内の農村集落環境整備事業につきましては、平成9年度に予定していた事業の一部を、進捗状況に合わせまして記載してあります金額を平成10年度に繰越明許費として繰り越すものであります。
第7款商工費は6億1,026万円の減でありまして、起業家独立開業支援資金につきましては借り入れ申し込み件数の増加により金融機関への預託金が増加しますが、小口資金や中小企業設備資金につきましては借り入れ申し込み件数の
減少によりまして、金融機関への預託金が減となるものであります。
次に、第8款土木費は7億5,986万4,000円の減でありまして、記載のとおり各事業の確定見込みにより、北関東自動車道建設関係や道路補修、水路改良事業、土地区画整理事業、嶺公園特別会計の繰り出しは追加となりますが、新しいまちづくり推進事業、道路新設改良事業、公営住宅建設事業、街路事業では減となりまして、それぞれ記載の増減額を補正するものであります。
なお、点線内の北関東自動車道建設事業以下6件の事業につきましては、平成9年度に予定した事業の一部を進捗状況に合わせまして、記載してあります金額を平成10年度に繰越明許費として繰り越すものであります。
第9款消防費は6,597万3,000円の減でありまして、職員人件費は追加となるものの、消防庁舎建設事業、消防団運営事業では記載のとおり減となるものであります。
第10款教育費は7億9,792万9,000円の減でありまして、事業費の確定見込みによる減であります。主なものは、職員人件費の減、天神小学校の拡張用地の取得補償が遅延していることによる小学校用地取得造成事業及び養護学校関係の減が主なものであります。
なお、緑の少年団育成事業が追加となりますが、県から本年5月の群馬県植樹祭を開催するに当たりまして、本年度中に県内全部の小学校に緑の少年団を立ち上げてほしいという要請がありましたので、未設置の学校について設置しようとするものであります。
また、点線内の大室公園史跡整備事業につきましては、平成9年度に予定していた事業の一部を進捗状況に合わせまして記載してあります金額を平成10年度に繰越明許費として繰り越すものであります。
第11款公債費は1,042万4,000円の減でありまして、主に市債の利子及び一時借入金の利子の減であります。
第12款諸支出金は3億9,994万5,000円の追加でありまして、土地開発公社及び土地開発基金で先行取得してあります事業用地のうち、大屋敷地区土地区画整理事業関連用地以下8件の用地を引き取るものであります。
第14款予備費は財源調整のため4,925万円を減額するものであります。
以上が一般会計の歳入歳出の主な補正内容でございます。
次に、右側の9ページ、国民健康保険特別会計でありますが、6億2,948万1,000円の減であります。主に第2款保険給付費のうち一般被保険者療養給付費、退職被保険者等療養給付費及び高額療養費につきまして医療費の
減少が見込まれることから、減額をしようとするものであります。
また、第3款老人保健拠出金につきましても、当初見込みました所要額を下回る見込みとなったため減額するものであります。
なお、財源につきましては、それぞれ特定財源欄に記載のとおりであります。
次に、10ページの老人保健特別会計は2億5,523万5,000円の減でありますが、第2款医療諸費につきましては医療費の
減少が見込まれることから減額をするものであります。第4款諸支出金は、平成8年度の医療費の確定によります市の超過負担分を一般会計へ繰り出すものであります。
財源につきましては、特定財源欄に記載のとおりであります。
次に、食肉処理場特別会計でありますが、387万2,000円の追加でありまして、主に決算見込みによります管理運営費の追加であります。
なお、財源につきましては、記載のとおりであります。
次に、中央児童遊園特別会計は1,023万4,000円の減でありまして、職員人件費等管理運営費の減が主なものであります。
財源につきましては、記載のとおりであります。
次に、右側の11ページの競輪特別会計でありますが、10億7,844万5,000円の減でありまして、主に車券の売り上げ収入が見込みを下回ったため、第3款の払戻返還金を中心にそれぞれの費目を減額するものであります。
なお、第2款の交付金については、前橋公園イベントホール管理負担金などについては追加となるものであります。
財源につきましては、記載のとおりでございます。
次に、嶺公園特別会計は519万8,000円の減でありまして、職員人件費等管理運営費の減が主なものであります。
財源につきましても、記載のとおりでございます。
次に、12ページの水道事業会計でありますが、決算を踏まえまして計数整理としての補正でありまして、収益的支出、資本的支出合わせまして7億9,297万9,000円を減額するものであります。
主な内容は、収益的支出では事業費の実績見込みによります減であります。
資本的支出においては、拡張費や施設改良費など事業実績などによる減でありますが、固定資産購入費減の主なものは、仮称、西部受水場建設用地の年度内購入が難しくなったため、次年度へ先送りを行うことによるものであります。
また、特定財源欄の収入項目のうち、給水収益は水需要の伸び悩みにより減額するものでありますが、固定資産売却益については旧野中7号水源除鉄装置用地を今年度一般公募により売却したことによるもの並びに敷島浄水場15号水源用地の一部が街路計画の拡張部分に当たるため一般会計へ売却することにより、追加をするものであります。
次に、13ページの下水道事業会計でありますが、収益的支出、資本的支出合わせまして1億933万1,000円を減額するものであります。
主な内容は、水道事業会計同様に収益的支出では事業費用の実績見込みによります減であります。
また、資本的支出の管渠新設費につきましては、事業量の増加が見込まれるため、工事費及び補償費を追加しようとするものであります。
なお、収入項目につきましては、記載のとおりでございます。
以上で各会計の補正予算9件の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
101 【総務部長(渡辺勝利)】 続きまして、お手元の予算議案を除く第1次送付分とあります議案書をごらんいただきたいと思います。
初めに、議案書1ページの議案第19号につきましてご説明申し上げます。一般的な行政手続に係る処分等につきましては、昨年の9月議会で可決されました行政手続条例の規定に基づいて行われますが、処分等の特殊性により、一般的、共通的な手続規定の対象とすることが適当でない条例、前橋市市税条例、前橋市国民健康保険税条例、
前橋市議会議員及び前橋市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例、この条例によってなされる処分等につきましては、それぞれの条例の規定を適用するため、行政手続条例による処分等を適用除外とするというものであります。
また、放置自動車の発生の防止及び処理に関する条例で規定している弁明の機会付与については、行政手続条例において定められましたので、これに伴い個別条例において規定する必要がなくなったため、この規定を削除するものであります。
本件は、以上4本の個別条例の規定の整備をまとめて1本の条例の制定で行うものであり、平成10年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、3ページの議案第20号につきましては、二中地区第四の土地区画整理事業の換地処分にあわせて住居表示が改められたことにより、地区内に所在する孝顕寺保育園、第二コミュニティセンター、保健センター及び入浴サービスセンターの住居表示が変更となりますので、1件の整理条例を制定し、該当する3条例の条文整理を行おうとするものであります。
なお、この条例は公布の日から施行しようとするものであります。
次に、5ページの議案第21号につきましては、職員の定数管理につきましては常に事務事業の見直し及び少数精鋭主義の徹底を図り、その適正化に努めておりますが、今回の改正は前橋工科大学職員について、授業科目の進行に合わせた専任職員の充実を目的に、平成9年度から12年度まで31人の教員採用を計画的に行うこととし、平成10年度については6人の増員が必要となるため、その定数を77人に改めるための定数条例の改正でありまして、平成10年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、6ページの議案第22号につきましては、平成9年7月16日に公布され、10月16日に施行となりました臓器の移植に関する法律により、常勤職員が公務上で脳死した場合の身体への措置は、地方公務員災害補償法に定める医療給付として取り扱われますが、これとの均衡を図るため、非常勤職員が脳死した場合の当該職員に対する療養に継続して行われた身体への措置を条例に定める療養の給付により行われたものとして取り扱うための条項を加えるものであります。
なお、施行期日につきましては公布の日から施行し、臓器の移植に関する法律の施行日である平成9年10月16日から適用するものであります。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
102 【財務部長(阿部明雄)】 議案第23号につきましてご説明申し上げます。
議案書の7ページをごらんいただきたいと思います。本件は、地方税法の一部改正に伴いまして、本市の市税条例を改正しようとするものであります。
改正の内容でありますが、2点ありまして、第1点は個人市民税につきまして、平成10年度限りの措置として定額による特別減税を実施しようとするものであります。特別減税の額は、市民税、県民税合わせまして納税者本人が8,000円、控除対象配偶者及び扶養親族が1人につき4,000円で、この合計額が平成10年度市県民税の特別減税の額となりますが、平成10年度分の市県民税所得割の額を限度とするものであります。
2点目につきましては、創業期の特定中小会社に資金を供給する個人投資家に対しまして、投資環境を整備し、その活動を活発化させることを目的とするもので、特定中小会社の設立に際し発行される株式にかかわる譲渡損失について、繰越控除を3年間認めるというものであります。また、特定中小会社の解散や破産により生じた当該株式による損失も譲渡損失とみなして同様に繰越控除を認めるというものであります。
なお、この条例改正のうち、特別減税に関する部分につきましては、条例の公布の日から施行し、特定中小会社が発行した株式にかかわる譲渡損失の繰越控除等に関する部分につきましては、平成10年4月1日から施行しようとするものであります。
よろしくご審議のほどお願いします。
103 【総務部長(渡辺勝利)】 議案書11ページの議案第24号につきましてご説明申し上げます。
本条例の主な改正内容は3点ありまして、まず1点目は現行の手数料の免除に関する規定は、生活保護を受けている者から申請があったときと、その他市長が特別の理由があると認めたときの2項目となっておりますが、これをより明確化にするため、第4条の(2)の法律の規定に該当する申請があったとき、それと(3)、国または地方公共団体から請求のあったときの2項目を追加しようとするものであります。
2点目は、住民基本台帳法の改正により、戸籍の附票の閲覧制度が廃止されたことに伴い、別表からこの項目を削除しようとするものであります。
3点目は、情報公開条例及び個人情報保護条例において閲覧等を無料としたことから、本条例で定めておりました公文書または図面等の閲覧または照合に関する手数料について、情報公開条例等との整合を図ろうとするものでありまして、改正内容といたしましては、固定資産課税台帳、土地・家屋名寄帳または地籍図の閲覧については、主としてその者の利益のために行う事務と解されますので、従前どおり手数料を徴収するものとし、その他の閲覧等については無料としようとするものであります。
なお、本条例は情報公開条例等の施行に伴い、整理する項目については平成10年4月1日から、その他の項目につきましては公布の日から施行しようとするものであります。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
104 【財務部長(阿部明雄)】 議案第25号につきましてご説明申し上げます。
議案書の12ページをごらんいただきたいと思います。本件は、前橋市行政財産の用途又は目的外使用に関する使用料条例の全部を改正し、名称を前橋市行政財産使用料条例にしようとするものであります。
行政財産の目的外使用料につきましては、条例で定める必要がありますが、現行条例では行政財産ごとに使用目的により使用料を定めているという限定列挙方式でありまして、使用許可に際し使用料の定めのない施設については、使用許可を行っても使用料が徴収できないという状況にあります。また、施設等の行政目的を持っている行政財産とそれ以外の普通財産におきましても、使用料に不均衡が生じております。
そこで、常に適正な使用料が算定でき、今後新たに使用許可を行う場合にも容易に使用料が算定できることなど、使用許可の際の使用料徴収における不均衡を改め、使用者に対し公平な使用料が適用できるよう、公有財産に共通した統一性のある算定基準により、算定方式による算出ができるよう改めようとするものであります。
今回の改正による目的外使用料の算定につきましては、国の普通財産貸付料の算定基準を準用し、定めようとするものであります。使用料の算出基準は、土地につきましては前年度分の相続税課税標準価格に1,000分の15を乗じて得た額とし、建物につきましては固定資産評価基準に基づき算出された価格に100分の12を乗じて得た金額に延べ床面積に対する使用床面積の割合を考慮し、土地の使用料を加えた額とするものであります。また、電柱などの特殊な土地利用につきましては、電気通信事業法施行令を準用し、それ以外につきましては前橋市道路占用料徴収条例を準用するよう、本市の他の条例とも均衡を図るよう改正するものであります。
なお、関連いたします公園の占用使用などに伴う使用料につきましては、前橋市公園条例においてあわせて整備を行おうとするものであります。
この条例は、平成10年4月1日から施行しようとするものであります。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
105 【指導部長(田中良三)】 議案第26号についてご説明申し上げます。
議案書の17ページをごらんいただきたいと思います。地方財政計画に基づき、県立高等学校の授業料が改定されます。それに準じまして、前橋市立前橋高等学校の授業料と前橋市立幼稚園の保育料の改定を行おうとするものでございます。市立前橋高等学校の授業料は、従来も県立高等学校に準じて改定を進めてまいりましたが、高等学校並びに幼稚園に要する諸経費の増加等により改定しようとするものでございます。
改定の内容といたしましては、市立前橋高等学校の授業料を現行の8,700円を9,000円に、また市立幼稚園の保育料は現行の5,500円を5,700円に改定しようとするものでございます。
本条例は、平成10年4月1日から施行しようとするものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
106 【総務部長(渡辺勝利)】 18ページの議案第27号につきましてご説明申し上げます。
本件は、前橋工科大学の授業料、入学料及び入学検定料を国基準に準じて改めようとするものでありまして、授業料につきましては平成11年度の入学者から適用し、学生が昼間主コースの場合は年額46万9,200円から47万8,800円に、夜間主コースの場合は年額35万1,900円から35万9,100円に、研究生は月額2万6,100円から2万6,600円に、科目等履修生及び特別履修学生は1単位1万3,100円から1万3,300円に改め、また編入学生、再入学生及び転入学生につきましては、学生と同額とする規定を新たに定めようとするものであります。
入学料につきましては、広域を含む市民の場合、編入学生、再入学生及び転入学生については13万7,500円に、また市民以外の者は国基準どおりの額で27万5,000円とする規定を新たに定めようとするものであります。
入学検定料につきましては、編入学生、再入学生及び転入学生について、国基準どおりの額で3万円とする規定を新たに定め、また特別履修学生については国に倣って大学間、総合単位協定に基づいて受け入れる制度であるため、削除しようとするものであります。
なお、本条例は平成10年4月1日から施行し、この条例の施行の際、現に在学する者及び平成10年度入学者に係る学生、研究生、科目等履修生及び特別履修学生の授業料の額は、改正後の条例の規定にかかわらず従前の額とし、また平成10年度以後に入学する編入学生、再入学生及び転入学生の授業料の額は改正後の条例の規定にかかわらず、当該者の属する年次の学生に係る額と同額にしようとするものであります。
よろしくご審議のほどをお願いいたします。
107 【市民部長(赤石栄一)】 議案書の20ページの議案第28号につきましてご説明を申し上げます。
本件は、子育て支援の一環といたしまして、乳幼児医療費の支給範囲を拡大し、乳幼児の疾病の早期発見と早期治療によって乳幼児の健やかな成長と経済的負担の軽減を図るため、現行の満5歳に達する日の属する月の末日までのものを満6歳に達する日の属する月の末日までのものに改めようとするものでございます。
なお、本条例の改正に伴いまして、文言の整理もあわせて行おうとするものでございます。
施行期日につきましては、公布の日から施行し、乳幼児の改正規定は平成10年8月1日から施行しようとするものでございます。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
108 【保健福祉部長(高橋清)】 議案第29号から議案第31号までの3件につきまして順次ご説明申し上げます。
議案書の21ページをごらんいただきたいと思います。最初に、議案第29号につきましてご説明を申し上げます。本件は、児童福祉法の改正により、行政処分としての措置から保護者が希望する保育所を選択するという保育所制度へと改められたことにより、保育制度上、措置という概念がなくなったことと、広域保育の導入に向けて地方公共団体相互の連絡調整について新たに規定をし、条例の関連する部分について改正を行うものでございます。
あわせて、より柔軟な保育所の定員管理を行い、保育料の納付期限の規定を規則で一体的に管理するための改正を行うとともに、関連する条文の整理を行おうとするものでございます。
なお、この条例は平成10年4月1日から施行しようとするものでございます。
次に、議案第30号につきましてご説明申し上げます。議案書の23ページをごらんいただきたいと思います。本件は、満75歳以上の高齢者に年齢に応じ一律に贈与している敬老祝金を節目ごとの贈与に変更し、あわせて遺族への弔祭金の贈与を廃止しようとするものでございます。そして、これにより生じた財源を高齢福祉事業の充実に有効に活用しようとするものでございます。
改正によります贈与額といたしましては、当該年度3月31日現在で満77歳、満80歳の方々に年額1万円、満88歳、満90歳の方に年額2万円、満99歳の方に年額3万円、満100歳以上の方に年額5万円にしようとするものでございます。
なお、この条例は平成10年4月1日から施行しようとするものでございます。
続きまして、議案書24ページの議案第31号につきましてご説明を申し上げます。本件は、在宅において寝たきり状態にある老人の介護者に対し、介護者の日々の労をねぎらうため支給している介護者慰労金の支給額を年額7万5,000円から年額8万円に増額しようとするものでございます。
なお、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
109 【市民部長(赤石栄一)】 議案書の25ページの議案第32号につきましてご説明を申し上げます。
本件につきましては、地方税法の一部が改正されたことに伴い、本市国民健康保険税条例の一部を改正しようとするものでございます。
改正の内容につきましては、特定中小会社の設立の際に発行された株式または設立の日後に発行された株式にかかわる譲渡損失等の繰越控除について定めるものでございまして、対象はこの特定株式を取得した個人投資家で、これを国民健康保険税の課税の特例として条例の附則に加えるものでございます。
施行期日につきましては、平成10年4月1日から施行し、平成10年度以後の国民健康保険税について適用しようとするものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
110 【企画部長(大谷輝治)】 議案第33号につきましてご説明申し上げます。
議案書の26ページでございます。駒形駅北側周辺の自転車等の放置の防止並びに同駅の仮設北口の開設を考慮いたしまして、主要地方道藤岡大胡線駒形跨線橋高架下に無料の自転車駐車場を設置し、既存の駐車場と同様の管理に努めるものでございます。
施行につきましては、平成10年4月1日から施行しようとするものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
111 【市民部長(赤石栄一)】 続いて、議案書の27ページの議案第34号についてご説明を申し上げます。
本件は、印鑑登録証明の電算処理及び前橋市行政手続条例の施行に伴いまして、関係条文の整理を行おうとするものでございます。
改正の内容は、まず自治省の印鑑登録証明事務処理要領の改正に伴いまして、電算処理が可能となり、本市でも電算処理を行っておりますので、第1条において関係条文を整理するとともに、事務処理の現状に合わせた条文の整備を行おうとするものでございます。
次に、印鑑登録事務におきましては、権利義務または事実関係について審査のみを行うことから、第2条において行政手続条例の適用を除外しようとするものでございます。
なお、この条例の施行日につきましては、第1条については公布の日から、第2条については平成10年4月1日から施行しようとするものでございます。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
112 【商工部長(目黒榮)】 議案第35号及び第36号の2件につきまして順次ご説明申し上げます。
議案書の29ページをごらんいただきたいと思います。まず初めに、議案第35号につきましてご説明申し上げます。中小企業機械類貸付譲渡条例は昭和28年度に制定され、中小企業者の設備の近代化と施設の促進を図ることを目的とし、中小企業者へ機械類を貸し付け、これを譲渡する制度でありましたが、昭和62年度より新たな制度融資として現行の中小企業設備資金に移行したことにより、機械類の貸し付けがなくなり、所期の目的を終えたこと、また貸付料の償還がほとんど完了していることから、条例を廃止しようとするものでございます。
なお、本条例は公布の日から施行しようとするものでございますが、経過措置といたしまして、機械類の貸付金の償還に関する規定は、なおその効力を有するものでございます。
続きまして、30ページの議案第36号につきましてご説明申し上げます。本条例は、昭和30年度に創設され、市内の中小企業者などが必要とする運転資金及び設備資金など汎用的な事業資金として融資の促進を図ることを目的とした県との協調制度でございますが、経営環境が大変厳しい折、中小企業者が利用しやすい制度への見直しを図りまして、融資限度額を700万円から1,000万円に引き上げようとするものでございます。
なお、施行期日につきましては、平成10年4月1日から施行し、施行日以降の融資申し込み分から適用するものでございます。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
113 【建設部長(中澤郁雄)】 議案第37号につきましてご説明申し上げます。
議案書の31ページをごらんいただきたいと思います。議案第37号の前橋市営住宅設置条例の改正につきましては、平成8年度から9年度の市営住宅建設事業による広瀬第一団地の建替え事業に伴いまして、高層耐火構造9階建て2棟84戸が完成いたしましたので、4月1日から管理を開始しようとするものであります。
また、平成9年度から11年度の市営住宅建設事業による広瀬第五団地の建て替え事業に伴いまして、簡易耐火構造平家建て39戸及び簡易耐火構造2階建て12戸を除却しようとするものであります。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
114 【水道管理部長(三森貴)】 議案第38号及び第39号につきまして一括ご説明申し上げます。
まず、議案書の33ページをごらんいただきたいと思います。初めに、議案第38号についてでございますが、平成8年6月に水道法が一部改正されまして、水道指定工事店制度が従来の条例上の制度から法律上の制度に改められ、平成10年4月1日から施行されることに伴い、給水条例を改正水道法の内容に適合するように改めようとするものでございます。
主な改正内容につきましては、指定工事店の名称の変更、給水装置の基準違反に対する措置の規定の新設及び手数料の見直しでございます。手数料につきましては、指定工事店、責任技術者及び配管工の登録手数料並びに責任技術者配管工の試験手数料の規定を削除し、新たに議案書記載のとおり、指定給水装置工事事業者指定手数料、指定給水装置工事事業者証再交付手数料の規定を設けようとするものでございます。
次に、35ページをごらんいただきたいと思います。議案第39号でございますが、現在本市においては前橋市水道局指定工事店規定により、上下水道工事がともにできる工事店として指定工事店制度の運用がされておりますが、先ほどご説明したとおり、水道指定工事店が水道法上の制度とされたことに伴い、下水道の指定工事店を現在の制度から分離する必要が生じましたので、公共下水道条例の中で下水道指定工事店の位置づけを明確化するとともに、指定工事店の指定手数料及び指定証再交付手数料の規定を議案書のとおり設けようとするものでございます。
施行期日につきましては、いずれも平成10年4月1日から施行しようとするものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
115 【消防長(河村利男)】 議案第40号につきましてご説明申し上げます。
議案書37ページをごらんいただきたいと思います。本件につきましては、群馬県知事から前橋市長あて
地方自治法第153条第2項に基づき、火薬類取締法に規定する煙火消費許可権限の委任が行われることになりました。これに伴い、煙火消費許可にかかわる申請の場合、火災予防条例上の届け出と重複して提出されることになりますので、重複を避けるため、前橋火災予防条例第45条第2号の届け出対象から煙火消費許可申請にかかわるものを除外しようとするものでございます。あわせて、児童福祉法の改正に伴う条文の整理を行おうとするものでございます。
なお、この条例は平成10年4月1日から施行しようとするものでございます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
116 【総務部長(渡辺勝利)】 38ページの議案第41号につきましてご説明申し上げます。
8番商店街地区市街地再開発組合設立準備組合へは、平成6年4月より職員を派遣してまいりましたが、7年度、8年度の本市へ納入してもらうべき人件費相当額負担金、合わせまして3,893万7,789円につきまして、いまだ未納となっております。
そこで、納期限の延長を行い、納入の指導を行ってきたところでありますが、準備組合には既に返済に充てる資金や処分できる財産もないとの理由から、本年1月22日付で派遣職員人件費負担金免除の申請が提出されたところであります。本来、市としては再建保全の義務がありますが、本市の財政支援を基本に8番街事業の整理・清算に向けた取り組みが進められている中で、準備組合の現状を考え合わせると、再建の放棄をせざるを得ないと考えられますので、
地方自治法第96条第1項第10号の規定に基づき、権利放棄の議決をお願いしようとするものであります。
次に、議案第42号から47号までの工事請負契約6件につきましてご説明申し上げます。39ページからごらんいただきたいと思います。議案第42号から45号までは、前橋競輪館林場外車券売場建て替えにかかわる議案4件でありまして、去る2月6日に入札を行ったものであります。
まず、議案第42号の前橋競輪場外車券売場建替建築工事につきましては6企業体により一般競争入札を行った結果、20億4,750万円で佐田・河本前橋競輪館林場外車券売場建替建築工事特定建設工事共同企業体に、40ページの議案第43号の電気設備工事につきましては9企業体により公募型指名競争入札を行った結果、4億3,575万円で関電工・門倉前橋競輪館林場外車券売場建替電気設備工事特定建設工事共同企業体に、41ページの議案第44号の衛生給排水設備工事につきましては6企業体により公募型指名競争入札を行った結果、3億5,175万円で中央・神寛前橋競輪館林場外車券売場建替衛生給排水設備工事特定建設工事共同企業体に、42ページの議案第45号の空気調和設備工事につきましては5企業体により公募型指名競争入札を行った結果、5億2,290万円で三洋関東・北斗前橋競輪館林場外車券売場建替空気調和設備工事特定建設工事共同企業体にそれぞれ落札されましたので、工事請負契約を締結しようとするものであります。
次に、43ページからの議案第46号と47号につきましては、広瀬第五団地公営住宅新築建築にかかわる議案2件でありまして、去る1月29日に入札を行ったものであります。議案第46号の広瀬第五団地UA-97公営住宅新築建築工事につきましては12社による指名競争入札を行った結果、3億7,800万円で株式会社宮澤工務店に、44ページの議案第47号の広瀬第五団地UB-97公営住宅新築建築工事につきましては11社による指名競争入札を行った結果、4億1,160万円で橋詰工業株式会社にそれぞれ落札されましたので、工事請負契約を締結しようとするものであります。
なお、工事内容等は議案書に記載のとおりでございます。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
117 【財務部長(阿部明雄)】 議案第48号から議案第51号までの4件についてご説明申し上げます。
初めに、議案書45ページからの議案第48号でありますが、県営嶺土地改良事業の施行に伴いまして、地区内の土地の区画、形状を改めた結果、前橋市と富士見村の境界の一部を変更する必要が生じましたので、
地方自治法第7条第1項の規定により、群馬県知事に対して境界変更の申請書を提出しようとするものであります。
位置につきましては、47ページのとおりであります。これを拡大した48ページの概要図がございますが、斜線の部分を前橋市に、また黒く塗られた部分を富士見村にそれぞれ編入するものであります。面積につきましては、46ページ記載の関係市町村の出入面積調書のとおり変更はございません。
なお、変更期日は平成10年11月1日から実施しようとするものであります。
次に、49ページからの議案第49号でありますが、議案第48号で説明いたしました前橋市と富士見村の境界変更に伴う関連手続といたしまして、富士見村と50ページに記載の協議書を締結する必要がありますので、
地方自治法第7条第5項の規定により議決を求めるものであります。
次に、51ページからの議案第50号であります。群馬町の町営国府南部土地改良事業の施行に伴いまして、地区内の土地の区画、形状を改めた結果、前橋市と群馬町の境界の一部を変更する必要が生じましたので、
地方自治法第7条第1項の規定によりまして、群馬県知事に対し境界変更の申請書を提出しようとするものであります。
位置につきましては、53ページのとおりでございます。これを拡大した54ページの概要図、斜線の部分を前橋市に、また網かけの部分を群馬町にそれぞれ編入するものであります。面積につきましては、52ページ記載の関係市町の出入面積調書のとおり変更はございません。
なお、変更期日は平成10年11月1日から実施しようとするものであります。
次に、55ページからの議案第51号でありますが、議案第50号で説明いたしました前橋市と群馬町の境界変更に伴う関連手続といたしまして、群馬町と56ページに記載の協議書を締結する必要がありますので、
地方自治法第7条第5項の規定により議決を求めるものであります。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
118 【建設部長(中澤郁雄)】 議案第52号及び第53号の2件を一括してご説明申し上げます。
議案書の57ページをごらん願います。議案第52号は、市道路の認定でございますが、今回お願いする道路は議案書の58ページから62ページまでに記載のとおり115路線でございます。土地区画整理事業及び前橋工業団地造成組合の団地造成事業等により整備されました道路で、管理の引き継ぎが完了しております。したがいまして、市道路として認定しようとするものであります。
次に、議案書79ページをごらん願います。議案第53号は、市道路の廃止でございますが、80ページから83ページまでに記載のとおり93路線でございます。土地区画整理事業等により不要となりました従前の市道路を廃止しようとするものであります。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
119 【都市整備部長(町田趙夫)】 議案第54号につきまして説明いたします。
議案書の98ページをごらんいただきたいと思います。土地の買い入れについての説明を申し上げます。本件取得予定地は、二中地区第一土地区画整理事業用地を主目的として中心商店街の活性化、都市防災の公共用地としての多目的な利用できるよう、前橋中小企業福祉協同組合から取得するものであります。買い入れの内容でございますが、前橋市三河町一丁目18番の1、宅地2,452.51平米、同町18番14、宅地3,957.19平米の土地を6億4,737万9,700円で買い入れようとするものでございます。
よろしくご審議のほどをお願いしたいと思います。
120 【総務部長(渡辺勝利)】 続きまして、100ページの議案第55号につきましてご説明申し上げます。
群馬県市町村総合事務組合は、消防団員等に対する公務災害補償に関する事務などを共同処理するために設立された一部事務組合でありまして、前橋市のほか県内6市、全町村及び44の一部事務組合で組織されております。本件は、本年3月31日で伊勢崎佐波農業共済事務組合が解散し、伊勢崎佐波広域市町村圏振興整備組合に統合されることに伴いまして、同組合を組織団体から除くために規約の変更を行おうとするものであります。規約の変更は、各組織団体がそれぞれの議会の議決を経て県知事に申請し、変更後の規約は知事の認可のあった日から施行することになります。
よろしくご審議のほどをお願いいたします。
121 【財務部長(阿部明雄)】 報告第1号及び報告第2号につきましてご説明申し上げます。
まず、議案書101ページからの報告第1号でございますが、
専決処分をさせていただきました補正予算の内容は、国庫補助事業の追加と国の補正予算に伴うゼロ国債に関連します補正予算であります。
まず、国庫補助事業の追加につきましては、土木費の道路新設改良事業で木瀬城南通り線の整備を進めておりますが、かねてから補助金の要望をしておりましたところ、このほど県から補助金がつくということの連絡がありましたので、早期発注のため事業費5,500万円の予算計上とともに工期が年度内にとれないため、繰越明許の手続をさせていただいたものであります。
もう一点は、国の補正予算に基づくゼロ国債関係でありまして、国の補正予算は平成10年2月4日に可決成立いたしまして、本市にも農村集落環境整備事業に1億円、土地区画整理事業につきましては6,000万円がゼロ国債として予算配分がされたものであります。工事の施工に当たりまして、入札、契約までの手続に期間を要しますことから、第1回定例市議会では間に合いませんので、あわせまして平成10年2月6日に
専決処分をさせていただきましたので、
地方自治法第179条第3項の規定に基づきまして、議会の承認をお願いするものであります。
次に、116ページの報告第2号でありますが、先ほどの一般会計でご説明いたしました国の補正予算に伴うゼロ国債に関連するものでありまして、下水道事業につきましては3億円でありますが、一般会計と同様に平成10年2月6日に補正予算の
専決処分をさせていただいたもので、
地方自治法第179条第3項の規定に基づきまして、議会の承認をお願いするものであります。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
122 【企画部長(大谷輝治)】 報告3号についてご説明申し上げます。
2次送付分の議案書をごらんいただきたいと思います。本件は、両毛線前橋駅から駒形駅間に設置する前橋大島、仮称新駅の自由通路新設工事について、JR高崎支社との工事委託契約を締結しようとするものでございます。
新駅につきましては、JR側で駅舎及び自由通路の建設を進める予定となっておりまして、自由通路部分については本来前橋市の施設であり、本市で設置を図るべきものでございますが、便宜上、駅舎に付随した施設として駅舎建設の中で一体的に設置を図ってまいるものでございます。このため自由通路建設につきましては、工事契約上、JR高崎支社への工事委託となり、あわせてその契約金額から議会の議決を付さなくてはならない契約となりますが、JR高崎支社との契約締結事務に急施を要しましたので、
地方自治法第179条第1項の規定により平成10年2月20日に
専決処分させていただきましたので、ご報告申し上げ、ご承認をお願いしようとするものでございます。
よろしくお願いいたします。
123 【議長(
高橋一郎議員)】 以上で議案第1号以下58件に対する説明は終わりました。
124 ◎ 休 会 の 議 決
【議長(
高橋一郎議員)】 おはかりをいたします。
議事の都合により、明4日から9日までの6日間は休会したいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
125 【議長(
高橋一郎議員)】 ご異議なしと認めます。
よって、明4日から9日までの6日間は休会することに決しました。
126 ◎ 散 会
【議長(
高橋一郎議員)】 以上で本日の日程は全部終了いたしましたので、これにて散会いたします。
(午後3時29分)
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